特集　精神科診断と分類について-ICD-11の課題-

• ICD-11作成に向けて

  東京医科大学精神医学　丸田敏雅ほか

• F0：症状性を含む器質性精神障害－領域

  愛媛大学脳とこころの医学　福原竜治ほか

• F1：精神作用物質使用による精神および行動の障害

  東京都立松沢病院精神科　梅野　充ほか

• F2：統合失調症，失調症型障害および妄想性障害をめぐる諸課題

  東邦大学精神神経医学　水野雅文

• F3：気分障害

  東京医科歯科大学精神行動医科学　車地暁生

• F4：神経症性障害および身体表現性障害

  東京慈恵会医科大学精神医学　中山和彦ほか

• F4：ストレス関連障害－PTSDを中心として

  東京都精神医学総合研究所　飛鳥井　望

• F5：生理的障害および身体的要因に関連した行動症候群

  大阪市立大学神経精神医学　永田利彦ほか

• F6：成人のパーソナリティおよび行動の障害－パーソナリティ障害を中心に－

  福岡大学精神医学　吉田公輔ほか

• F7：精神遅滞（知的障害），F8：心理的発達の障害，F9：小児期および青年期に通常発症する行動および情緒の障害

  川崎医科大学精神科学　青木省三ほか

• DSMとICD－わが国における精神科診断システムの運用状況－

  長崎大学病院精神神経科　岩永洋一ほか

• 「精神神経学用語集」 改訂について

  帝京大学カウンセリングセンター　松下昌雄

連載

• ＜Brain Science66＞　ストレスとうつ病

  昭和大学横浜市北部病院メンタルケアセンター　西岡玄太郎

症例

• Fluvoxamine投与により精神療法的アプローチが容易になった思春期身体醜形障害の 1 症例

  福岡大学精神医学　衞藤暢明ほか

• 思春期統合失調症の強迫症状に対してfluvoxamineとolanzapineの併用療法が奏功した 1 症例

  奈良県立医科大学精神医学　澤田将幸ほか