脳神経内科(神経内科)

第62巻第1号(2005年1月発行)

脳神経内科(神経内科)

第62巻第1号(2005年1月発行)

特集 I. 臨床神経生理学の最近の動向
特集 II. 酵素補充療法─最近の進歩─

  • 冊子版

    定価 ¥4,400
    (本体 ¥4,000+税)


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特別寄稿

  • ババンスキー現象に就いて

    三浦謹之助

特集 I. 臨床神経生理学の最近の動向

  • 経頭蓋磁気刺激効果のPETによる研究

    国立循環器病センター研究所 林 拓也ほか
  • 連続磁気刺激によるParkinson病・脊髄小脳変性症の治療の試み

    産業医科大学神経内科 玉川 聡ほか
  • 拡散テンソルMRIを用いたALSにおける錐体路機能分析の新しい試み

    東京大学神経内科 岩田信恵ほか
  • DBS治療における神経生理学的評価の役割

    東京大学神経内科 花島律子ほか
  • 磁気刺激法を用いた言語機能の解析

    京都大学高次脳機能総合研究センター 美馬達哉ほか
  • 重度脳障害の臨床神経生理学的評価法

    帝京大学神経内科 畑中裕己ほか

特集 II. 酵素補充療法─最近の進歩─

  • 酵素補充療法の最近の進歩-Overview-

    東京慈恵会医科大学小児科 衞藤義勝
  • Fabry病の心血管病変に対する酵素補充療法の評価

    東京慈恵会医科大学小児科 藤原優子ほか
  • Fabry病の治療-酵素補充療法の適応について-

    新潟大学第二内科 成田一衛ほか
  • 成人Fabry病における酵素補充療法の治療経験

    東京大学脳神経医学 作石かおりほか

原著

  • 亜急性に四肢脱力が進行し運動神経軸索障害を中心としたサルコイドニューロパチーの 1 例

    岡山大学神経病態内科学 山本久美子ほか
  • 舌根部萎縮および交代性斜偏視を合併した小脳失調症の 1 例

    岡山大学神経病態内科学 山脇美由紀ほか
  • MRIで神経根の腫大,増強効果を認めたGuillain-Barre症候群の 1 例

    熊本大学神経内科 三隅洋平ほか
  • 主治医の目前で睡眠発作をきたしたParkinson病の 1 例

    住友病院神経内科 松井秀彰ほか

BRIEF CLINICAL NOTES

  • 遅発性ジスキネジアに対する電気けいれん療法-再燃の問題点-

    秋田市立秋田総合病院精神科 丸山 史ほか

REVIEW

  • 多発性硬化症の疫学-古典的常識の修正と最近の話題-

    国立病院機構西新潟中央病院神経内科・臨床研究部 田中正美

原典・古典の紹介

  • Sir Walter Scottのdejavu(既視感)についての記載

    千葉西総合病院神経内科 古川哲雄

眼で見る神経内科

  • 無症候性内頸動脈閉塞症における頭部MR所見の経時的変化

    PL東京健康管理センター神経内科 池田 憲ほか
  • MRSによる脳膿瘍の診断と有用性

    聖マリアンナ医科大学神経内科 荻野 信ほか
  • Pergolideが著効した周期性四肢運動障害

    馬場記念病院脳神経内科 渥美正彦ほか
  • 発症早期よりくも膜下腔・脳室内に著明なDWI異常高信号が出現した重症細菌性髄膜炎

    公立陶生病院神経内科 小栗卓也ほか

臨床メモ

  • 温冷覚解離

    千葉西総合病院神経内科 古川哲雄