特集　I．自然免疫型T細胞

• 腸管上皮CD8αα＋T細胞（自然免疫細胞）

  慶應義塾大学・内視鏡センター　筋野智久…265

• γδT細胞の分化制御機構

  東京大学・免疫学　室　龍之介，ほか…272

• Memory-phenotype T細胞

  東北大学・免疫学　河部剛史…279

• MAIT細胞の機能

  獨協医科大学・先端医科学研究センター　若尾　宏，ほか…286

• Mucosal-associated invariant T（MAIT）細胞と虚血性脳血管障害

  自治医科大学・神経内科学　小澤忠嗣，ほか…293

• iNKT細胞の分化と機能

  千葉大学・実験免疫学　木村元子…299

• iNKT細胞による感染防御

  東京慈恵会医科大学・細菌学　林﨑浩史，ほか…305

特集　II．臓器間ネットワークによる恒常性制御

• 臓器間ネットワークと自己免疫疾患

  徳島大学・口腔分子病態学　石丸直澄…311

• 臓器間ネットワークによる個体レベルでの代謝制御機構

  東北大学・糖尿病代謝内科学　片桐秀樹…317

• 臓器間ネットワークと肝臓・消化管の恒常性

  慶應義塾大学・消化器内科　寺谷俊昭…323

• ゲートウェイ反射による血管恒常性の変容と組織特異的な炎症疾患の誘導機構

  北海道大学・遺伝子病制御研究所　村上正晃…329

• 臓器間ネットワークによる心臓疾患発症機序

  東京大学・先進循環器病学　藤生克仁…339

総説

• ビタミンKの新たな作用－フェロトーシス細胞死の抑制－

  ヘルムホルツセンターミュンヘン　三島英換…345

話題

• 腸内細菌叢と好中球造血のクロストークに関する新たな知見

  北海道大学・血液内科学　橋本大吾，ほか…351

• クローン病における組織常在性記憶CD4陽性T細胞の同定

  大阪大学・免疫制御学　村上真理，ほか…356

• 過去の肥満が自然免疫の持続的なエピジェネティック変化を誘発し，後年の神経炎症を増悪させる

  京都大学病院・眼科学　畑　匡侑，ほか…361

• STAT6機能獲得型バリアントは，複数のアレルギー症状を悪化させる

  国立成育医療研究センター　竹内一朗，ほか…365

解説

• 修飾RNAの同定と機能

  東北大学・加齢医学研究所　小川亜希子，ほか…371

• グルタチオン排出を介したNLRP3インフラマソームの非正規活性化機構

  熊本大学・微生物学　澤　智裕，ほか…379

• CE-MSを活用したメタボローム解析

  慶應義塾大学・先端生命科学研究所　工藤竜平，ほか…385