特集　I．COVID-19の新知見

• COVID-19患者に対するコルチコステロイドの治療効果

  神奈川県立循環器呼吸器病センター・呼吸器内科　室橋光太，ほか…251

• mRNA-LNP COVID-19ワクチン接種後のアナフィラキシー発症における性差とメカニズム

  大阪大学・産業科学研究所　曽宮正晴，ほか…256

• COVID-19患者におけるTh1炎症について

  シスメックス株式会社・システム技術研究所　鈴木行人，ほか…262

• COVID-19の家庭内感染と寮（dormitories）内感染

  東北大学病院・総合地域医療教育支援部　赤石哲也，ほか…268

• シクレソニド（ciclesonide）とファビピラビル（favipiravir）の新型コロナウイルスに対する分子薬理学的機構

  群馬パース大学・保健科学研究科　木村博一，ほか…276

• COVID-19患者に対するファビピラビルの治療効果

  名古屋市立大学・次世代医療開発学　間辺利江，ほか…280

特集　II．免疫・アレルギー炎症細胞の新知見

• 単球系細胞における転写因子PU.1，IRF4，IRF8の機能

  東京理科大学・生命システム工学科　西山千春…292

• ヒトおよびマウス皮膚マスト細胞に発現するC型レクチン受容体，Clec12b

  筑波大学・ヒューマンバイオロジー学位プログラム　飯島綾菜，ほか…299

• 関節リウマチ患者滑膜マスト細胞からのmiR199a-3p/PG synthetase 2枢軸を介したPGD2産生亢進

  日本大学・免疫・アレルギー学　豊島翔太，ほか…304

• TLR7アゴニストによるILC2誘導性炎症の制御

  慶應義塾大学・呼吸器内科　奥隅真一，ほか…310

• 12/15-リポキシゲナーゼによるIL-33誘導性好酸球性気道炎症の制御

  防衛医科大学校・内科学　宮田　純…318

• ILC2を介する好酸球性気道炎症における長時間作用性ムスカリン受容体拮抗薬の抑制効果

  鹿児島大学・呼吸器内科学　松山崇弘…325

総説

• 創薬標的としてのIL-31の分子基盤：DOCK8と転写因子EPAS1

  九州大学・生体防御医学研究所　國村和史，ほか…334

話題

• 免疫疾患の機能ゲノムデータベースの構築と関連解析

  東京大学・免疫疾患機能ゲノム学　太田峰人…341

• 胸腺における制御性T細胞分化に不可欠な非コードエンハンサー領域

  京都大学・ウイルス・再生医科学研究所　川上竜司…346

• がん死細胞由来分子による免疫系の調節機構

  東京大学・先端科学技術研究センター　半谷　匠，ほか…352

• 新しい免疫不全症（AIOLOS異常症）の発見

  東京医科歯科大学・発生発達病態学　山下　基…359

• アニサキス・アレルギーの現在・未来

  昭和大学・呼吸器・アレルギー内科学　鈴木慎太郎…365

解説

• クローン性造血における遺伝子変異とコピー数異常の関係性と，臨床予後への影響

  京都大学・腫瘍生物学　佐伯龍之介，ほか…374

• 花粉－食物アレルギー症候群モデルマウス

  福井大学・耳鼻咽喉科・頭頸部外科学　加藤幸宣…381

• 誘導性マスト細胞欠損マウスモデル

  北里大学・実験動物学　佐々木隼人，ほか…389

• 植物由来食物アレルギーのアレルゲンコンポーネント

  京都大学・品質設計開発学　丸山伸之…397