臨床免疫・アレルギー科

臨床免疫 第45巻第1号(2006年1月発行)

臨床免疫・アレルギー科

臨床免疫 第45巻第1号(2006年1月発行)

特集 I.マスト細胞・好塩基球の新たな側面
特集 II.自己免疫疾患発症機序における最近の展望

  • 冊子版

    定価 ¥4,400
    (本体 ¥4,000+税)


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特集 I.マスト細胞・好塩基球の新たな側面

  • マスト細胞と好塩基球の発生分化上の相互関係

    国立成育医療センター研究所・免疫アレルギー 斎藤博久
  • マスト細胞の特異免疫を介さない活性化

    昭和大学・第一内科 木村輝明
  • 線虫感染防御とマスト細胞・好塩基球

    兵庫医科大学・免疫学・医動物学 善本知広
  • STAT6によるマスト細胞活性化の制御-IgEを介した遅発型反応におけるSTAT6の役割の解析-

    東京医科歯科大学・皮膚科 横関博雄

特集 II.自己免疫疾患発症機序における最近の展望

  • 腎炎発症SLEモデルマウスにおける病変部位浸潤 T 細胞の意義

    東京大学・アレルギー・リウマチ学 岡本明子
  • SLE患者 T 細胞におけるβ1インテグリンの意義

    産業医科大学・第一内科 中山田真吾,ほか
  • 抗原特異的 B 細胞と自己免疫

    熊本大学・免疫 藤村 睦,ほか
  • 自己免疫とSLAMファミリー受容体シグナル

    東北大学・病理形態 古川 宏,ほか

総説

  • Autoinflammatory disordersの成因と病態

    東北大学・加齢医学研究所 中村 晃,ほか
  • 自己免疫病の発症と感染

    京都大学・整形外科 吉富啓之,ほか

話題

  • B 型肝炎ウイルスのキャリア化と肝樹状細胞の機能

    愛媛大学・第三内科 長谷部 昌,ほか
  • 気道リモデリングの制御とHGF

    岡山大学・血液・腫瘍・呼吸器内科 伊藤 亘,ほか
  • マウス関節炎におけるIL-1βの関与

    道後温泉病院・リウマチセンター 大村浩一郎
  • 血球貪食症候群および成人Still病における血清heme oxygenase-1(HO-1)の高発現とその意義

    横浜市立大学・病態免疫制御内科 桐野洋平,ほか
  • ストレス応答キナーゼASK1による自然免疫シグナルの制御機構-活性酸素を介したTRAF6-ASK1-p38経路のTLR4下流特異的活性化-

    東京大学・細胞情報学 松沢 厚,ほか

解説

  • BLySと免疫グロブリンクラススイッチ

    福井大学・耳鼻咽喉科頭頸部外科 山田武千代,ほか
  • ステロイド抵抗性の発現機序

    九州大学・病態制御内科 岡部泰二郎,ほか
  • i NKT細胞による細菌由来糖脂質認識

    ラホヤアレルギー免疫研究所・発生免疫 金城雄樹
  • 遅発型アレルギー反応と T 細胞

    国立相模原病院・臨床研究センター 森 晶夫
  • アトピー性皮膚炎の発症とランゲルハンス細胞

    東京大学・皮膚科 佐伯秀久,ほか
  • 実用化に向けた粘膜ワクチンの現状と課題

    広島大学・粘膜免疫 高橋一郎