臨床免疫・アレルギー科

臨床免疫 第41巻第3号(2004年3月発行)

臨床免疫・アレルギー科

臨床免疫 第41巻第3号(2004年3月発行)

特集 I.リンパ球分化・活性化の制御分子
特集 II.関節炎をめぐる新知見

  • 冊子版

    定価 ¥4,400
    (本体 ¥4,000+税)


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特集 I.リンパ球分化・活性化の制御分子

  • BTLAによるTh1細胞の制御

    千葉大学・第二内科 渡辺紀彦
  • CDMファミリー分子DOCK2による T 細胞機能の制御

    九州大学・歯周疾患制御 讃井彰一,ほか
  • Thromboxane A2による T 細胞・樹状細胞の相互作用の制御

    京都大学・皮膚科 椛島健治
  • CD72による B 細胞活性化の制御

    東京医科歯科大学・疾患生命科学 房木ノエミ
  • Lnkファミリーアダプター蛋白質によるリンパ球産生・維持の制御機構

    東京大学・医科学研究所 滝澤 仁,ほか

特集 II.関節炎をめぐる新知見

  • 自己抗体により誘導される関節炎の発症機序

    筑波大学・内科 松本 功
  • gp130の点変異により発症する関節炎

    大阪大学・免疫発生 石原克彦,ほか
  • 破骨細胞活性化と人為的制御

    東京医科歯科大学・分子細胞機能 高柳 広
  • 分子遺伝学アプローチによる関節リウマチ(RA)遺伝素因探索-血管新生因子Angiopoietin-1のRA病態形成機構への関与-

    神戸大学・病態解析 駒井浩一郎,ほか

総説

  • ウイルスによるI 型インタ-フェロン誘導とTLR

    大阪府立成人病センター研究所・免疫 瀬谷 司,ほか

話題

  • 結核菌に対するCD8 T細胞応答性にはCD1分子が関与する

    日本医科大学・微生物学免疫学 川島徹生,ほか
  • グラム陰性菌のペプチドグリカンを認識するNod1と自然免疫

    朝日大学・歯学部 橋本雅仁,ほか
  • 皮膚Langerhans細胞のリンパ節への移動-刺激状態と定常状態の相違-

    鳥取大学・免疫 野三也
  • Amyopathic dermatomyositisに特異的に出現する自己抗体

    慶應義塾大学・内科 佐藤慎二,ほか
  • 動脈硬化病巣進展におけるNKT細胞の役割

    北海道大学・循環病態内科 藤井 聡,ほか
  • 腸管粘膜内浸潤IL-7レセプター高発現細胞の選択的除去による慢性大腸炎治療の可能性

    東京医科歯科大学・消化器内科 山崎元美,ほか
  • Hypereosinophilia-associated disease(HEAD)

    東京都立駒込病院・アレルギー膠原病科 瀬戸口京吾

解説

  • IL-5による抗体産生とクラススイッチにおけるStat5の役割

    東京大学・医科学研究所 堀川啓介,ほか
  • IL-18の生体内投与で誘導されるNKT細胞依存性IgE産生誘導

    兵庫医科大学・免疫学医動物学 善本知広,ほか
  • TREM分子群の生物機能

    東京医科歯科大学・血液・腫瘍制御 鄭 東姫
  • TGF-βと気道リモデリング

    珪肺労災病院・呼吸器科 岡田壮令,ほか