血液内科

第69巻第3号(2014年9月発行)

血液内科

第69巻第3号(2014年9月発行)

特集 血管生物学の進歩と血液内科

  • 冊子版

    定価 ¥4,400
    (本体 ¥4,000+税)


    ※1冊ご注文の場合のみ500円の送料がかかります。

  • PDF版

    ・論文別に分かれており、個別でのご購入が可能となります。
    ・ご購入いただきました日から5日間、計5回までダウンロードが可能です。
    ・PDF版はクレジットカードでのご購入のみとなります。

特集 血管生物学の進歩と血液内科

  • 血管形成の制御とその分子メカニズム

    大阪大学微生物病研究所・情報伝達分野 高倉伸幸…303
  • 血管内皮細胞による造血幹細胞の維持

    京都府立医科大学・分子生化学 山元康敏,ほか…309
  • Vascular inflammation とはどのような概念か

    自治医科大学分子病態治療研究センター ・炎症・免疫研究部 小林 基,ほか…321
  • 全身性毛細血管漏出症候群

    埼玉医科大学・総合診療内科 中元秀友…328
  • 凝固線溶系分子による血管内皮細胞機能の維持

    浜松医科大学・医生理学 鈴木優子,ほか…336
  • 白血球,特にマスト細胞による血管炎症の制御

    国立国際医療研究センター研究所・疾患制御研究部 湯尾 明…343
  • がん転移における炎症と血管新生

    東京女子医科大学・薬理学 家口勝昭,ほか…349
  • 血管新生におけるNotch の役割

    筑波大学・血液内科 加藤貴康,ほか…356
  • 発生過程ならびに疾患におけるリンパ管形成

    東京薬科大学・腫瘍医科学 渡部徹郎…361
  • 抗VEGF抗体の作用機序

    聖マリアンナ医科大学・腫瘍内科 谷山智子,ほか…368
  • 血管新生阻害剤による多発性骨髄腫の治療

    日本赤十字社医療センター・血液内科 鈴木憲史…375
  • イマチニブによる血管周皮細胞を標的としたリンパ腫の治療

    JR東京総合病院・血液・腫瘍内科 杉本耕一…382
  • G-CSFによる酸素誘発性網膜症の抑制

    日本赤十字社和歌山医療センター・眼科 大谷篤史,ほか…389

話題

  • ATLマウスモデルの樹立とその新知見

    関西医科大学・微生物学 藤澤順一…394
  • BMPシグナルによるCML幹細胞の維持および増幅

    東京医科大学・血液内科学 岡部聖一,ほか…400
  • IL-21 シグナルはナイーブB細胞をIL-2 感受性にして形質細胞に分化させる

    広島大学・小児科学 岡田 賢,ほか…405
  • IL-7R シグナルの増強は強い造白血病能を有する

    東京大学医科学研究所附属病院・血液・腫瘍内科 横山和明,ほか…410
  • 骨芽細胞における活性型β- カテニン変異は白血病を誘導する

    NTT東日本関東病院・血液内科 半下石 明…417
  • 骨髄増殖性腫瘍に対するJAK阻害剤の効果

    宮崎大学・消化器血液学 北中 明,ほか…423

解説

  • 慢性リンパ性白血病に対するリツキシマブ維持療法

    島根大学・腫瘍センター 鈴宮淳司…429
  • Monoclonal gammopathy of undetermined significance(MGUS)の長期予後

    日本医科大学・血液内科 田村秀人…435
  • Fanconi 貧血における骨髄不全のメカニズム-アルデヒドの役割を中心に

    群馬大学生体調節研究所・遺伝子情報分野 山下孝之…441
  • 造血幹細胞のWntシグナル経路は加齢によりcanonical からnon-canonical へと変化する

    東海大学・再生医学センター 八幡 崇…445
  • KSHV関連Castleman 病におけるヒトおよびウイルスIL-6 の役割

    東京医科大学医学総合研究所・難病分子制御学 村上美帆,ほか…449