特集　循環器治療の“常識”と“非常識”

• 序文：“常識”と“非常識”の狭間

  旭川医科大学循環・呼吸・神経病態内科学　長谷部直幸…549

• 脳卒中急性期の降圧は控えるべき？

  国立循環器病研究センター脳血管内科　船津奈保子ほか…551

• 心不全患者は安静にすべき？

  国立循環器病研究センター心血管リハビリテーション科　伊達　歩ほか…556

• COPDにβ遮断薬は控えるべき？

  旭川医科大学循環呼吸医療再生フロンティア講座　長内　忍ほか…564

• 糖尿病の降圧はRAS阻害薬を使うべき？

  自治医科大学循環器内科学　江口和男…568

• 蛋白尿のないCKDの厳格降圧は控えるべき？

  横浜市立大学循環器・腎臓内科学　田村功一ほか…573

• 冠動脈疾患の拡張期降圧は控えるべき？

  久留米大学医療センター循環器内科　甲斐久史…580

• 再同期療法のQRS幅は狭くあるべき？

  筑波大学循環器内科　山崎　浩ほか…585

• 高齢者の睡眠薬は控えるべき？

  広島大学病院精神科　山脇成人ほか…591

• 骨粗鬆症予防にサイアザイド系利尿薬を使うべき？

  名古屋学院大学リハビリテーション学部　土肥靖明…597

• 将来手術予定のPCIにはベアメタルステントを使うべき？

  東邦大学医療センター大橋病院循環器内科　飯島雷輔ほか…604

話題：薬剤選択の分岐点

• ワルファリンかNOACかの選択

  心臓血管研究所付属病院循環器内科　大塚崇之ほか…610

• DPP-4阻害薬かSGLT-2阻害薬かの選択

  札幌医科大学循環器・腎臓・代謝内分泌内科学　三木隆幸ほか…616

解説：新規薬剤の考え方

• ACE阻害薬を超えた心不全治療薬：アンジオテンシン受容体－ネプリライシン阻害薬（ARNI）

  北海道大学循環病態内科学　筒井裕之…623

• 可溶性グアニル酸シクラーゼ刺激薬の肺高血圧治療における多面性

  東京大学保健・健康推進本部　八尾厚史…630